どうも、ゆんプロのytです。来る2月1日、沖縄で行われる『ボドゲじょーとー市』に試遊ブースとして参加します。
ボドゲじょーとー市開催情報
日時:2025年2月1日(土) 12:00~16:00
沖縄県総合福祉センター ゆいホール(多目的ホール)
(沖縄県那覇市首里石嶺町4丁目373-1)
ゆんプロの会場の配置:ゴーヤ2
展示販売ブース「ゴーヤ2」に配置されました。
詳細は会場マップをご覧ください。

出品物:新作『横断プログラミングかるた』


完全新作の『横断プログラミングかるた』は、「プログラムの処理の内容」が読み札、対応する3種類の「プログラミング言語別のコード」が取り札になっているかるたです。1つの読み札で3つの取り札があるという、結構珍しいかるたです。
プログラミング言語がモチーフですが、プログラミング初心者の方や未経験の方でも遊べるように、読み札にも取り札にも、共通する「イロハ」の記号が付いています。ですので普通のかるたのように遊べます。
横断プログラミングかるたの内容

『横断プログラミングかるた』は、20個のプログラミング言語共通の基本的な事項を扱っています。特に、プログラミング言語としてはOOP(Object Oriented Programming、オブジェクト指向言語)を対象としており、クラス定義や簡単なカプセル化なども扱っています。
- 独自クラスの定義
- プライベート変数の定義
- パブリック変数の定義
- プライベートメソッドの定義
- パブリックメソッドの定義
- 配列変数の定義
- 連想配列の定義
- 任意の整数値の範囲を繰り返す
- 条件に合致する間繰り返す
- 連想配列の各要素を処理
- 連想配列から値を取得
- 配列変数から値を取得
- 連想配列へ値を追加・更新
- 配列変数へ値を追加・更新
- 値それぞれに応じて処理
- 条件式に応じて処理
- 変数の型を取得
- 変数を文字列型へ変換
- 文字列を数値へ変換
- 例外処理と例外のスロー
横断プログラミングかるたのルール

ルールは3種類用意しました。
- 基本ルール:2~7名(一人は読み手)で遊ぶ、普通のかるたです。読まれた札に対応する3つの取札をすべて速いもの勝ちで取ります。読み札は「概要」・「詳細」・「イロハ」が書かれています。プログラミング初心者が多い場合、「イロハ」から読むことで難易度を調整できます。
- 覇権争い:4名または7名(一人は読み手)で遊ぶルールです。自分の担当の言語を決め、敵チームのプログラミング言語の担当より、先に取り札を取ったらポイントになります。相手チームに取り札を取られた場合、他のチームは対応するカードを取得できず除去します。最後に一番多く取った言語がプログラミング言語の覇権を握ります。
- 神経衰弱:2~8名で遊ぶ神経衰弱です。全80枚もあるので遊び応え充分です。まずは読み札を1枚開きます。そして取り札を順番に3枚開き、すべてが揃えば取れます。なお、取り札を開いている途中で異なる場合、途中で開くのをやめるか、3枚開くかは本人が自由に選択できます。4枚一緒に開くのは難しいので、最初は協力したほうがいいかもしれませんね。
横断プログラミングかるたのコンセプト
プログラミングを経験したことがない方々でも、ゲームを通して「プログラミングのコードに触れられる」ことを目指しました。プログラミング能力が重要であることは、昨今では充分に浸透しています。しかし、とはいえ実際にプログラミングに触れられる機会が多いとは言えません。
そしてプログラミングを特定のプログラミング言語で学ぶと、最初は「そのプログラミング言語だけがすべて」という状況に陥りがちです。しかし実際は、世の中には無数のプログラミング言語があり、一つのプログラミング言語をマスターしたあとに、別のプログラミング言語を覚えなおす機会が五万とあるのです。
そんな昨今で求められている「横断的なプログラミング能力を鍛えること」をコンセプトにすえて企画しました。
エンジニアのお父さんやお母さんが、子ども達といっしょに遊んで、大人気なく完勝するのもよし。新人研修や部内のミーティングで活用するのもよし。
ぜひ「横断的なプログラミング能力の向上」に、本作品が寄与することができれば幸いです。
横断プログラミングかるた:プロ向け版
横断プログラミングかるたは、初心者の方でも遊べるよう、読み札と取り札に共通のイロハを付け、取り札にはプログラミング言語のラベルを付けています。
これらの要素を取っ払ったプロ向け版も作成しています。コンセプトからはちょっとズレますが、正直、こっちの方が面白いです笑。
横断プログラミングかるた:価格と数量
通常版:1,500円×10セット
プロ版:1,500円×5セット
完全手作りなので個数が用意できません。採算ライン的には2,000円×50セットぐらいじゃないと合わないのですが、手作り品質だとこれぐらいが妥当です(多分)。
沖縄はIT先進県だし、プロ版の需要がありそうですが、どうなんでしょうか。与論島だと「プログラミングかるた」なんてそもそも需要がないので、規模感が想像できません(苦笑)。

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